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DNA/RNAの生体内徐放 - E50発売開始

2008/06/19

こんにちは。

本日は核酸物質(プラスミドDNA、RNA)の
生体内徐放用 DDS基材、E50粒子発売開始のご案内です。

MedGelのパンフレットに"近日発売"と
記載されていたMedGel E50がいよいよ販売を開始します。

MedGel E50はPI5、PI9と同様にゼラチンを主原料としており
生体内でゼラチンが分解されることで薬剤を放出します。
E50は特に核酸(DNA/RNA)などの負電荷が強い物質を徐放するために
原材料ゼラチンに化学的にカチオン基を導入したものです。

今回発売をするのは注射可能な粒子タイプのみです。
位相差顕微鏡で確認すると
このような粒子が見えます…

粒子.gif

これらの粒子を構成するゼラチンが正電荷を持っていますので
負電荷を持つ核酸物質、タンパク質を浸み込ませるだけで
強く相互作用することが出来ます。
イメージで書きますとこんな感じです…


イメージ.gif

核酸物質を浸み込ませた後は25Gの注射針で
実験動物の徐放させたい組織に注射するだけです。

生体内でE50は約3週間かけて分解され、
分解と同時に核酸物質を放出します。
投与前に浸み込ませるだけで
核酸物質が分解・拡散するのを防ぎ
長期にわたる徐放(投与)効果が付加されるというわけです。

いままでにプラスミドDNA、siRNA発現ベクター、
21mer siRNAなどで徐放、遺伝子発現/抑制効果が得られています。

ある遺伝子の
生体内組織での働きを解析したい…
生体内ネットワークの中での役割を知りたい…
培養細胞での結果を動物で確認したい…
などなどの実験に役立つと思われます。

*残念ながら局所での徐放となりますので
個体丸ごとに核酸を投与する目的では使えません。
ご注意下さい。


パンフレットはこちら↓

E50 粒子紹介パンフレット

製品に対するお問合せは
このページ左下のお問合せフォームよりお願いします。

製品は和光純薬工業の代理店さんからご購入いただけますが
代理店さんがご不明な場合には左下のお問合せフォームをご利用下さい。

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今年の彩都はお手本のような梅雨が続いています。

さて、季節はずれではありますが
E50の発売が開始したところで
人事異動により3ヶ月ほどMedGel担当が代わります。

しばらくお問合せに対する回答が遅くなる場合もありますが
ご容赦下さい。

研究員 松井




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